テレビを見るのが大好きなのですが、好きな番組の一つにNHK「美の壺」があります。
その番組の中に出てきた骨董店の店主の方が
アンティークについて、
教科書に出てくる歴史は、大きな歴史として書かれているので身近なものに感じにくいですが、
実際に自分が目にして 日々、手に取れるものとして歴史を
見始めると、ビビッドで立体的なものになるんです
と語られていました。
深いっっ!私もこんなことがサラッと言えるようになりたい。。
ということで、今日は前書きが長くなりましたが・・・そんなテーマのブログです。
さて、イギリスの古本屋さんで本を見ていると、
表紙の裏に「本の持ち主の名前」を書いてることが結構あります。
1枚目の写真は、
「フレダへ
お母さんとお父さんより
1923年 クリスマス」
と書かれています。
90年以上も前で政治だったり世の中の状況は、今とは全く違うにけど、
そこにも家族でクリスマスを祝うっていう団らんがあったのかなと思うと、
何だか1923年がぐっと身近に感じませんか?
それにしても、文字に特徴ありすぎです。
パッと見たとき「¥」って書いてるのかと思いました・・・
続きまして、2枚目の写真も
「本の持ち主の名前」を明記している蔵書票というものです。
名前と共に、票主の肖像画や、職業、故郷をモチーフにした
デザインがあしらわれ、票主の数だけ色んな図案があるそうです。
蔵書票コレクターもいらっしゃるそうです。
私が本を仕入れる時、インテリアとしてどうかを重視しているので、
装丁のデザインだったり、見た目を1番の決め手にしています。
ただ表紙をひとつ開けると、名前があったり落書きがあったり
たどってきた道のりを感じられるような部分があって、奥深し!
愛着が湧きます。
それでは、本をアップしましたので表紙もご覧ください♪
http://baton-antique.blogspot.jp/search/label/BOOKS
あっ!私の名前は書き加えていませんので、ご心配なく!!